将来の日本衛生学会における専門職認定制度の確立を目指した基盤調査 

‐アンケート調査のお願い‐ 

 

1)社会医学系専門医制度のパブコメ
2)日本衛生学会会員の資格・専門領域調査
3)第86回総会「専門医制度」シンポジウムの受講票

 

2016331

日本衛生学会理事会 

 

 日本衛生学会会員の皆様、いつも学会の活動へのご理解、ご協力をありがとうございます。

 我々理事会は、高い学術性を追求し、人材育成を図り、成果を世界に発信することは学会活動に非常に重要と考え、そのための学術総会の充実や女性研究者の支援、若手育成、さらにはプラットホームとしてのオープンアクセス雑誌の刊行などを着実に進めております。しかし同時に、会員の皆様個人の専門性を担保するProfessionalismを担うことも学会への時代の要請であると考えます。このような時代の流れを踏まえ、従来、学術活動と人材育成に力点を置いてきた日本衛生学会も、会員の皆様個々人の専門性の発展にも目を向け、Professionalismの保証を担う活動も、今後は必要と考えるに至っております。

 Professionalismの保証の実現のため、昨年から進めてまいりました社会医学系専門医制度の構築に向けた協議会活動も制度の、実現に向け進捗しております。現在は、専門医制度の検討を先行して進めておりますが、会員の皆様に共通する専門職制度に、将来的には発展・拡張させる予定です。

 

1)すでに、社会医学系専門医協議会のWEBの「パブリックコメント」サイトにて、「専門研修プログラム整備基準(案)」、「専攻医研修マニュアル(案)」、「モデルプログラム(案)」、「基本プログラム(案)」が作成、開示されております。パブリックコメントの投稿先は、サイトに記載されております。当面本プログラムは医師資格を持つ会員を対象としておりますが、将来日本衛生学会における専門職制度のあり方を考える上でも参考になると思われますので、全会員の皆様のご意見を寄せていただけましたら幸いです(4月27日締切)。

 

2)また同時に、将来的な会員全体を包含する専門職制度を見据えて、日本衛生学会会員の資格や専門領域などを調査させていただき、日本衛生学会内のクローズドなデータベースとさせていただきたく存じます。

  加えて、医師資格を有されておられる会員の方には、2017年度からの開始を考えております社会医学系専門医制度の中で、専攻医を指導する暫定指導医/専門医(2016年度内に登録させていただくことになろうかと思っております)として、積極的に活動していただきたくお願い申し上げます。

 今回のアンケートにはこの件も踏まえて、ご回答いただけますように設定いたしました。

アンケートにつきましてはこちらにアクセスの上、内容をご高覧いただきご回答ください。期限は4月末日までとしております。

 

3)ちなみに、5月旭川での第86回学術総会でのシンポジウム、シンポジウム4「社会医学系専門医制度の発足に向けて」(12日・午後)は、暫定指導医としての研修講義として、受講票を配布する予定です。

 

 日本衛生学会の更なる発展のために、ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

  末筆ながら、学会の活性化のためにも会員の皆様からの年会費の納入が必要となります。益々発展する日本衛生学会のためにも、会員として継続的にご尽力ください。年会費納入のお忘れのないようよろしくお願いします。