日本衛生学会 若手研究者 夏の集い2021
若手研究者の会では、若手研究者・大学院学生による研究発表・交流を行う「夏の集い2021」を開催します。ふるってご参加下さい。なお、本集いは衛生学エキスパート認定に必要なポイントが授与されるイベントであり、全プログラムに参加頂けますと20ポイント獲得できます。
●目的
学術総会だけでは交流する時間が十分ではないため、学術総会以外に、気楽に若手が集い、研究発表、意見・情報交換する場を作れないかと考え、今年度も若手による研究発表会「夏の集い2021」を開催します。
衛生学の基礎から最先端の研究に至るまで多様な領域の若手研究者の研究成果を共有するとともに、同世代と顔を合わす絶好の機会です。若手中心の集まりなので、大学院生の皆様が“学会発表や学位審査の予行演習”として気楽に発表頂ける雰囲気になっていますので、学生・大学院生皆様のご参加をお待ちしています。
●開催概要
日時:2021年9月4日(土)13:00〜18:00
場所:熊本大学 臨床医学教育研究センター(仮)
*完全オンライン開催
●プログラム
13:00~13:05 開会挨拶 若手研究者の会 代表世話人 小林果 先生(三重大学)
13:05~14:05 教育講演
「水銀の環境保健~実験研究・調査研究によるアプローチ~」
講師: 山元恵 先生 (国立水俣病総合研究センター 環境・保健研究部長)
座長: 宮崎航 先生 (弘前大学)
———-休憩5分程度———-
14:10~17:00 (1人あたり発表20分質問5分ほど)
① 14:10~ 「Tokai High Avoider (THA)ラットの表現型を規定する因子の探索
および役割の検討」
志田侑華里 先生(東海大学)
② 14:35~ 「新規がん予防標的GGCT阻害によるサイクリン依存性キナーゼ阻害因子
発現上昇機構(仮題)」
谷口恵香 先生 (京都府立医科大学)
③ 15:00~ 「妊娠中の有機フッ素化合物曝露と児の出生時体格との関連:
受容体の遺伝型による影響」
小林澄貴 先生(北海道大学)
座長: 北村祐貴 先生(金城学院大学)
———-休憩10分程度———-
④ 15:40~ 「Temporal trend in exposures to bisphenol analogues among
Japanese women」
Lyu Zhaoqing 先生(京都大学)
⑤ 16:05~ 「Acute effect of the COVID-19 pandemic on emergency transportation
due to acute alcoholic intoxication: a retrospective observational study」
南まりな 先生 (高知大学)
⑥ 16:30~ 「大豆イソフラボン代謝能とリグナンポリフェノール利用能との関連」
藤谷倫子 先生 (京都大学)
座長: 小林澄貴 先生(北海道大学)
———-休憩10分程度———-
17:00~18:00 交流会 1 min presentation
自身の研究、趣味や関心事を1min程度で簡単に紹介(宣伝)。
進行: 小林果 先生(三重大学)
18:00 閉会挨拶
若手研究者の会 代表世話人 小林果 先生(三重大学)
●費用
研究発表・交流会:無料(日本衛生学会から活動助成をいただいています)
●申込み期日
参加申し込み 2021年8月31日(火)
研究発表(口頭)を希望する方は、2021年8月15日(日)。
多数の発表申込をいただいた場合、学生・大学院生の方の発表を優先させていただきます。
★本集いの発表者で受賞候補者の要件を満たす方は、第92回学術総会における若手優秀発表賞の「若手研究者の会推薦枠」の対象となります。候補者要件、選考方法など詳細は下記学会HPの選考規定でご確認ください。
http://www.nihon-eisei.org/wakate_award/
●内容について
a.研究発表
若手研究者自身の研究紹介だけでなく、研究者のバックグラウンドから発展までを含めたアピールの場にすることを目指します。必ずしも成果が整ったものである必要はなく、一連の研究をまとめた発表も含めます。
従来であれば、異なるセッションで発表していた研究者が合同で発表し、積極的な質疑応答を行うことで、学際的交流も促進されます。セッションの座長も若手研究者で行います。異なる分野の研究者同士のディスカッションを通じて、研究の方向性に新たな視点を加えてみませんか。
衛生学に関わる研究であれば、専門分野を問いません。疫学、実験、地域保健、国際保健など多岐にわたる分野からの発表をお待ちしております。
― 発表時間 15分(申込数に応じて数分の変更あり。)+質疑5分
― 発表形式 PowerPointスライドを用いた口頭発表
b.交流会
参加者が研究に限らず、アイデア、思いを交える場にしたいと思います。年齢、研究の実績を問わず、学生から若手研究者まで広く参加していただきたいと思います。簡単な自己紹介(スライド1枚)を用意して頂く予定です。
c.世話人会会合
企画打ち合わせ、活動方針を話し合う若手研究者の会の世話人会合です。
世話人以外にも若手の会の活動に興味のある方はご参加いただけますので、末尾の問い合わせに参加希望のご連絡をお願いいたします。
【問い合わせ先】
若手研究者の会
jsh-yra@nacos.com