桜島は、鹿児島のシンボルです。会場の県民交流センターへの交通機関の乗降口になります市電の水族館口やJRの鹿児島駅(新幹線の停まる鹿児島中央駅とは異なります)から、その姿を見ることができます。「鹿児島の自然」ということで、上部、緑色の樹木は、屋久島の杉群です。衛生学会でも例年活発に議論される「森林医学」に通じるところがあります。また、海岸線は、奄美大島の風景です。懇親会では、奄美の伝統文化である「島唄」の披露を予定しています。「鹿児島の食」ということで、黒豚とお茶、黒酢を取り上げています。いずれも、栄養素の豊富な食品です。「鹿児島の人」と
して、高木兼寛先生と丹下梅子先生を取り上げています。高木先生は、宮崎生まれですが、鹿児島で医学を学び、食事による脚気の予防法を考案されました。ま
た、丹下先生は、日本最初の女子大生3人のうちの1人で、いわば「日本で最初のリケジョ」とも言えます。いずれも、ビタミン学や栄養学に関連の深い先生で
す。本学会では、「食環境」関連ということで、いくつかのシンポジウムや市民公開講座を設定する予定です。
この度、4月26日を持ちまして、第94回日本衛生学会学術総会は盛会裡に終了しました。
ご参加いただきました皆様、協賛企業の皆様、関係者の皆様方に心より御礼申し上げます。
第94回日本衛生学会学術総会
会長 堀内 正久
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