「衛生学エキスパート」に関するQ&A
Q1. 「衛生学エキスパート」になるメリットは何ですか。
A1. 衛生学分野の研究者・実践者としての自己研鑽による衛生学全体の向上に繋がります。また、就職や昇任等においてご活用いただけます。
Q2.日本衛生学会編集委員会への応募を検討していますが、衛生学エキスパートでなければなれないのでしょうか。
A2. 必須ではありませんが、衛生学エキスパートであることが望ましいと考えます。
Q3. 学生の頃から日本衛生学会の会員でした。衛生学エキスパート申請の際の会員歴に含めることはできますか。
A3. 申請時点で5年以上の一般会員歴を有することが条件となっています。一般会員になってからの会員歴で申請してください。
Q4. 過去に日本衛生学会の会員でしたが、一度退会して、また入会しました。会員歴5年以上の条件には、過去の会員歴も加算できますか。
A4. 加算できます。ただし、会員データベースに記録が保存されていない2001年12月以前の会員歴は、学術総会での筆頭発表(学歴から学生期間でないこと)など会員であったことが十分類推できるものをその根拠資料としてお示しください。
Q5. ポイント規定表「1. 日本衛生学会学術総会への参加」は、自己申告でしょうか。
A5. 第90回学術総会(2020年3月)までの参加については、自己申告でお願いします。申告後、過去の参加登録状況を事務局で確認します。申告前の個別の調査はいたしませんのでご自身の記録に基づき申告してください。第91回学術総会(2021年3月)以降については、学術総会参加登録者を事務局で登録(ポイント付与)します。
Q6. ポイント規定表「4. 5. 日本衛生学会学術総会時の指定シンポジウム、教育講演、セミナー等指定セッション」は、具体的にはどのシンポジウム・セッションを指しますか?
A6. 2020年度以前は指定セッションが存在しないため加算対象外です。2021年度以降、学術総会時に指定したシンポジウム・セッションを、加算対象とします。第91回学術総会時の参加状況を申請フォームに反映しています。ご自身での追加はできません。なお、項目5.「5年間で3回以上の受講を必須」は2021年度より当面の間免除とし、1回受講でも加算します。
Q7. 1つのシンポジウムで複数回登壇した場合、ポイントは加算できますか?
A7. 1シンポジウムにつき1回のポイント加算となり、同一シンポジウムで複数回登壇した場合も1回とみなします。また、1つのシンポジウムで演者・参加、両方の登録をされている場合は、演者(40ポイント)のみの加算とします。
Q8. ポイント規定表「11. EHPM査読」および「12.日本衛生学雑誌査読」の根拠資料はどのようなものですか。
A8. 査読結果を受理したというメールとなります。ただし、1論文につき1回のポイント加算となり、同じ論文で複数回繰り返し査読を行った場合は1回とみなします。
Q9. ポイント規定表「18. 社会医学系専門医協会 基本プログラムのうち環境・産業保健の7コマ」とはなんですか?
A9. 社会医学系専門医が習得すべき専門知識の一つです。基本プログラムとして「公衆衛生総論」「保健医療政策」「疫学・医療統計学」「行動科学」「組織経営・管理」「健康危機管理」「産業・環境保健」があります。社会医学系専門研修プログラムの専攻医になると、「産業・環境保健」7コマをe-learningで学ぶ必要があります。社会医学系専門医協会HPを参考にしてください。
Q10. ポイント規定表「19. 公衆衛生学修士相当の学位を取得、または修了している」の、「公衆衛生学修士相当」とは具体的にどのようなものを指しますか?
A10. 海外・国内の公衆衛生学修士(Master of Public Health)および公衆衛生学に関連する修士号(MSc in Epidemiology)などを想定しています。
Q11. 多くの活動をしているので、200ポイントをはるかに超えるポイントを持っています。全てを記載する必要がありますか?
A11. どこまで記載されるかは申請者のお考えにお任せします。審査する場合、200ポイントあると認められた場合、衛生学エキスパートとして認定させていただきます。
Q12. 認定証はいつ頃届きますか。
A12. 衛生学エキスパート資格の発効は1月1日ですので、認定後1月中を目途にお届けします。
Q13. 項目23.ファイルアップロードができません。
A13. 日本衛生学会事務局(jsh@nacos.com)にメールでお問い合わせください。また、証拠書類が手元にない等の事情でアップロードできない場合は、項目22.備考にその旨ご記入ください。
Q14. 更新時期が不明なのですが、確認できますか。
A14. 衛生学エキスパートの認定期間は、規程により5年間となります。「衛生学エキスパート名簿」でご自身の認定日をご確認ください。認定から4年後が更新のための申請年となります。5年後の1月1日から更新されます。
Q15. 衛生学エキスパート制度に関する問い合わせ先はどちらになりますか。
A15. 日本衛生学会事務局(jsh@nacos.com)となります。お問い合わせされる際は、できるだけメールでお知らせください。