学会賞の選考規程
1. 設立目的
日本衛生学会 学会賞は、永年に亘る真摯な研鑚により優れた研究業績を挙げ、本学会の学術的発展・充実に貢献の著しい本学会会員を顕彰することにより、我が国の衛生学領域の学術水準の向上・強化を図ることを目的とする。
2. 受賞候補者の資格
日本衛生学会の会員歴が連続５年以上の一般会員であること。
3. 対象となる研究業績
衛生学に関する独創的な研究で、本学会の発展に貢献することの大きかったもの。ただし、研究の主要部分が日本国内で行われていないもの、同一内容で日本国内の他学会で受賞しているもの、研究業績が学会誌（Environmental Health and Preventive Medicine、日本衛生学雑誌）に掲載されているか、日本衛生学会総会で発表し国際的な学術雑誌に掲載されているかのいずれにも該当しないものは対象外とする。
4. 応募方法
申請者は、代議員2名の推薦書（自署による署名が必要。少なくとも1名は同一機関関連研究室以外とする）を添えて、下記の関連する電子データファイルを提出する。なお、同一代議員が推薦できる候補者は1年につき1名とする。
- 履歴書（学歴・職歴のほか、衛生学に関連した教育活動、社会的活動、日本衛生学会への寄与に関する情報）
- 他学会での受賞歴（該当者のみ）
受賞対象となった業績の内容ならびに今回の申請内容との違いを説明する文書を添える。
- 受賞対象の研究業績の概要（2,000字以内）
内容を示す題目を記載する。
記載内容に関する業績を業績目録から引用する。
- 全業績目録
原著論文、総説、著書、報告書、その他に分類し、それぞれに通し番号をつける。
記載順は発表年の新しいものから古いものへの順序とする。
著者全員の氏名を記載し、申請者を太字で記載する。
筆頭著者（equally contributeを含む）または責任著者になっているものに＊印を付ける。
原著論文には、査読の有無を記載する。
受賞対象の業績に下線を記す。
学会誌（Environmental Health and Preventive Medicine、日本衛生学雑誌）に掲載されたものは斜字（イタリック）で記載する。
日本衛生学会学術総会で発表し国際的な学術雑誌に掲載されたものは、斜字（イタリック）で記載し日本衛生学会学術総会の抄録タイトルを併記する。
- 受賞対象の研究業績に係わる主な著作の別刷（10-20編程度）
5. 選考及び授賞
- 選考委員会の推薦に基づいて、理事会が業務年度内に受賞者を決定する。
- 受賞者数は原則として1名を超えないものとする。
- 受賞者には賞状および副賞（記念品）を贈呈する。
- 授賞は、日本衛生学会学術総会において行われる。
6. その他
- 受賞者は受賞研究および関連領域を紹介する総説を学会誌（Environmental Health and Preventive Medicine、日本衛生学雑誌）に受賞後半年以内に投稿すること（審査基準は編集委員会の定めるところによる）。
- 選考委員会は別に定める。
7. 提出期限及び提出先
別途定める期限までに日本衛生学会事務局に提出する。
なお、提出書類に不備がある場合には、申請者に差し戻し、応募を受付しないので注意されたい。
付則
本規程は2007年1月の理事会にて承認された。
本規程は2011年2月の理事会にて変更が承認された。
本規程は2017年3月の理事会にて変更が承認された。
本規程は2018年12月の理事会にて変更が承認された。
本規程は2021年7月の理事会にて変更が承認された。
本規程は2022年7月の理事会にて変更が承認された。